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あなたの‘血管’大丈夫ですか?


肥満とは


BMI * 25 kg/m2 以上
体脂肪率: 男性で 24% 以上
女性で 30% 以上
*BMI (Body Mass Index) = (体重 kg) ÷ (身長 m)2

これらの条件を満たすと肥満と判定されます。体脂肪に関しては、皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、この内臓脂肪型の肥満は特に、高脂血症、糖尿病、高血圧症等と密接に結びついています。

予防
生活習慣の改善、つまり、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、ストレスをコントロールすることが大切です。一日の総エネルギー量を減らすといった食事療法、体操、ウォーキングなどの運動療法が必須です。





血圧とは

血圧というのは、心臓から送りだされる血液の流れによって、血管が内側から押される圧力を示しています。心臓の収縮期にはその圧力は最も高く、拡張期にはその圧力が最も低くなります。このそれぞれの血圧を「最高血圧」、「最低血圧」と呼びます。

成人における血圧の分類
分類 収縮期血圧(mmHg)   拡張期血圧(mmHg)
至適血圧 120未満 かつ 80未満
正常血圧 130未満 かつ 85未満
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89
軽症高血圧 140〜159 または 90〜99
中等症高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 180以上 または 110以上
「高血圧治療ガイドライン2000年度版」(日本高血圧学会)


高血圧症とは
遺伝的要素に加えて、塩分や脂肪のとりすぎ、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどの生活習慣に起因する「本態性高血圧」と臓器になんらかの病変があり、その結果として生じる「二次性高血圧」とに分類されます。高血圧患者の大部分が「本態性高血圧」です。
自覚症状としては、肩こり、頭痛、頭の重い感じ、めまいなどがあります。血圧が高いままで維持されると、血管に持続的な圧力をかけることになって、特に脳、心臓、腎臓の血管の動脈硬化を進行させます。そして、脳血管障害、心臓病、腎臓病などの重大な病気を引き起こし、様々な障害をもたらします。

予防
本態性高血圧症の場合は、食塩のとり過ぎ、飲酒、タバコ、肥満、運動不足などの日々の生活週間を改善していくことが重要です。また、睡眠をよくとり、ストレスを上手に減らすことも有効です。食事に関しては、カリウムと食物繊維が、一定割合以上のナトリウムを排出することで、血圧の上昇をおさえる働きがあることが知られています。また、マグネシウムとカルシウムもバランスよく取り入れると、血圧が高くなるのを抑えます。





中性脂肪・コレステロールとは

血液中には、コレステロール、中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質が溶け込んでいます。
このうちコレステロールと中性脂肪が、異常に多い状態を高脂血症といいます。
高脂血症には、

(1)コレステロールのみが多いタイプ(高コレステロール血症)
(2)中性脂肪のみが多いタイプ(高中性脂肪血症)
(3)両方とも多いタイプ(高コレステロール高中性脂肪血症)

の3タイプがあります。

高脂血症の診断基準
高コレステロール血症 総コレステロール 220 mg/dL以上
高LDLコレステロール LDLコレステロール 140 mg/dL以上
低HDLコレステロール HDLコレステロール 40 mg/dL未満
高トリグリセリド血症 トリグリセリド 150 mg/dL以上
「動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版」(日本動脈硬化学会)


高脂血症とは
コレステロールや中性脂肪などの脂質、特にLDLコレステロールが増加して血管に蓄積すること、またそのコレステロールを運ぶHDLコレステロールが少ないことで、蓄積コレステロール量が増加して血液の流れが悪くなったり、動脈がかたくなって動脈硬化を引き起こす症状のことをさします。さらに動脈硬化は狭心症や一過性脳虚血発作、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる疾患へと発展していきます。

予防
過食や動物性脂肪をとるのを避ける、アルコールの摂取をひかえ、運動をするなど生活改善をしながら、糖質や脂肪の代謝に必要なビタミンB1、B2、血液中の中性脂肪/コレステロールを減らす働きのあるEPA、DHAなどを取り入れるのがよいと言われています。





血糖とは

血液中に含まれるブドウ糖のことで、主に心臓や脳の活動など生きていくために重要なエネルギー源です。しかしながら、からだが血糖をコントロールすることができなくなり、血糖値が高いまま持続する状態が糖尿病です。

糖尿病の診断基準
空腹時の血糖値 126 mg/dL以上
食後2時間後 200 mg/dL以上

また、血中の糖とヘモグロビンが結合した HbA1c の割合が 6.5 % 以上でも異常と判定されます。

糖尿病とは
健康な人の場合は、血糖値の上昇とともに膵臓からインスリンが分泌されて、細胞内にブドウ糖を取り入れて血糖値を正常に保つようコントロールされています。しかし、インスリン分泌が不十分だったり、その働きに支障が生じると、血中のブドウ糖を処理できず、その量が異常に多い(血糖値が高い)状態になります。これが糖尿病です。
糖尿病はすぐに死に至る病気ではありませんが、自覚症状がないためそのまま放置してしまいます。そして、高血糖の状態が慢性的に続き、やがて全身に様々な異常(合併症:神経障害、網膜症、腎症)を引き起こします。

予防
遺伝的条件も関与しますが、過食、肥満、運動不足、ストレスなどの生活条件が誘因となります。ですから、一日の総摂取エネルギーを必要最低限にして、その範囲内で栄養的にバランスのとれた食事にすること、正しい方法で体を動かし、継続的に運動を続けること、この2点が予防のポイントになります。





メタボリックシンドロームとは

過食・運動不足により、内臓脂肪が蓄積し、「肥満症」、「高血圧症」、「糖尿病」、「高脂血症」などの生活習慣病を複数あわせもつ状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。これらの病気はお互いに密接な関係をもっており、多数合併するほど動脈硬化を進行させ、脳梗塞、心筋梗塞などを起こしやすくなります。

メタボリックシンドロームの診断基準
(1)
ウエスト周囲径:男性は 85cm 以上、女性は 90cm 以上
(内臓脂肪面積 100 cm2 以上に相当)
(2) 血圧:最高血圧が 130mmHg 以上、最低血圧 85mmHg
以上 のいずれかまたは両方
(3) 血清脂質異常:中性脂肪(トリグリセリド)値が 150mg/dL 以上
HDLコレステロール値が 40 mg/dL 未満 のいずれかまたは両方
(4)
空腹時血糖値:110 mg/dL 以上。
(1)の条件と、(2)〜(4)のうちの2項目以上を有する場合にメタボリックシンドロームと診断されます。

危険性は?
心臓病のリスクは、上記の診断基準に当てはまる数が「0」の人に比べて、「1」の人では約5倍、「2」の人では約10倍、「3〜4」の人では約30倍、心臓病のリスクが高くなります。それぞれの疾患において、その異常の程度が軽くても、複数重複することによって動脈硬化が起きやすくなり、大変危険です。厚生労働省の調査では、高血圧患者数は3900万人、高脂血症は2200万人、糖尿病(予備軍を含め)は1620万人、肥満症は468万人と言われています。これらの患者は年々増加しています。


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